エヴェレットの多世界解釈

エヴェレットの多世界解釈について

 

 

エヴェレットの多世界解釈ーーーコペンハーゲン解釈に次いで発表され、現在では正統とされる量子力学観測問題における解釈の一つ。

実はこの解釈、人の希望を踏みにじる解釈なのだ。

はっきり言ってこの解釈は数学に忠実でぶっちゃけ悪魔に近い。

まず、世の中でよく言われる、自分は現実を創っている、だから自分軸で!みたいなのを見たことがあるだろうか?

その根拠によくコペンハーゲン解釈って書いてないか?

それ嘘です。

実は量子テレポーションや現実創造などの超技術はすべてこのコペンハーゲン解釈が基盤となっている。

つまり、、

これらも嘘!

では何が正しいか?
可能性世界?

No。

実は可能性世界を意味しない。

この解釈は単に量子の重ね合わせ、が分岐するだけ。

クソつまらない解釈なのだ。

ちなみになぜこの解釈が正しいのか?

それはどちらかと言うと凄い単純で、数式に最も忠実だから。

その一点だけ。

実験より観測より数学!

それが今の科学者の共通理解だ。

なぜか?

よく非ユークリッド幾何学とか不完全性定理って聞いたことあるだろう。

それで数学は神じゃなくなった、とか。

でも少し違う。

あれはどちらかと言うと数学という体系でも解き明かせない命題が存在する、ということを示しただけで、実際は数学の証明は宇宙のどこでもいつでも正しい、ことになっている。

つまり、数学の証明に忠実だから"科学の皇帝"に選ばれたのだ。

この世界は残酷だ。そして醜い

この世界は残酷だ。

 

生きる意味もわからずただのうのうと生きている。

 

 

この平和、民主主義が確立するまでどれほどの血が流れたのだろうか。

 

現代の日本はとてもとても恵まれている。

 

だが、それでも自殺者は3万人。

 

幼少期はいじめ。

 

大学を出てもその日暮らしの人々や

貧困に喘ぐ人々はたくさんいる。

 

大卒でさえそうなのだからそれ以外はももっとだ。

 

世界でおそらく最も恵まれているであろう日本のそれも何の問題もない人々がそうなるのだからこの世界は本当に本当に残酷なのだ。

 

戦前以前など今の比べたら天と地ほど差があるくらいもっと残酷だ。

 

神がいるのか?

この世界は?

この宇宙は?

誰が創ったのだろう。

 

もしかしたら誰かの娯楽なのかもしれない。

 

もしかしたらこの世は牢獄なのかもしれない。

 

そもそも人類の認識は本当に正しいのだろうか?

 

いや正しい、とは?

間違っている、とは?

 

答えはわからない。

 

何も分からないまま我々は現実を生きてゆくしかない。

 

人類は自由のないまま生まれる。

 

そして、何も分からないまま世界を識り

そして死んでいく。

 

不可知とは人類とは知性構造が違う生命体の発想なのだと思う。

 

超越だの言語で表現できないだの本当の不可知だのと言ってもそれらは言語で今表せている。

 

そもそも勝ち組だの陽キャだの負け組だの陰キャだの

 

大富豪だの極貧だの

 

大した違いはない。

 

皆何も分からない。

 

そもそもこの世界はシミュレーション、若しくは誰かの芸術なのかもしれない。

 

いや妄想の類なのかも。

 

しかし、根本から人類の認識だ。

 

もし、この先人類の知性が進化すればそれらも答えられるかもしれない。

 

我々と世界はゲームなのかもしれない。

 

逆らえない法則があり、その下で生きている。

 

個人的にはこの世はシミュレーションではなく恐らく上位世界か何かの芸術品なのだと思う。

 

いやそれさえ人類の発想だ。

 

しかし、誰が世界を創ったのか、この世界は果たして何なのかは誰にも分からない。

 

完全に虚構なのだと、思う。

 

そして、恐らく"外側"の手がかりは"内側"には無く内側から外側へは出られないのだろう。

 

事実、真実か虚構か、など分からないけど。

それすら内側の構成物なのだから。

 

神、すらそうだ。

 

現世はあまりに複雑で言語化することなど到底叶わない。

 

無限階層論や神上など色々な思想があるがそれらはわからないとして。

 

この世界が残酷だ。

 

神のパラドックス、つまりトップは自らが本当にトップであるのかを確認する術を持たないのと同じで例えこの先ポストヒューマンやホモデウスになろうともさして変わらないのかもしれない。

 

すべては上位世界においての絵画と同じで何の意味も持たないのかもしれないし、そもそもそれすら人類である私が想像できている時点で違うのかもしれない。

この世界はあまりに残酷。

 

それは事実だ。

 

 

 

 

 

好きな国紹介 2

どうも!

REAL GODです!

今回は私の好きな国紹介シリーズ第二弾!

 

サウジアラビア王国について紹介したいと思います!

 

サウジアラビア王国

サウード家によるアラビアの王国」

という意味でサウード家という一族が代々統治している世にも珍しい祭政一致神権政治の国家です!

 

珍しすぎます!

 

何故ならば憲法

クルアーン及びスンナ、

つまりイスラム教の聖典です。

 

つまり、この国は神の法により運用される国家つまり神権政治による国家なのです。

現代ではとても珍しいです。

王は二聖モスクの守護者、という称号を持ちます。

二聖モスクとは察しの通りイスラム教の聖地であるメッカとメディナのことです。

 

中二病みたいでとてもかっこいいです!

 

この国の成り立ちもかなりかっこいいです。

 

時代は遡り18世紀、

アラビア半島オスマン帝国の属領だった時代、

現王家たるサウード家は中規模の豪族であり、決して有力ではありませんてました。

 

しかし、野心家だった当時の当主、ムハンマドは当時、アラビア半島で大流行していたイスラム原理主義派のワッハーブ派の開祖たるワッハーブと盟約を結びます。

 

言い換えるならば江戸幕府天皇の関係のようなものです。

サウード家が武力を提供する代わりにワッハーブ家がサウード家を公認する。

これにより権威を得たサウード家は勢力を伸張しますが、、

 

やはり一筋縄ではいかないのでした、、

 

当時アラビア半島支配下に置いていたオスマン帝国などの支援を受けた豪族らと戦争を繰り返し、興亡していきます。

 

特に有名なライバルがラシード家、です。

 

しかし、サウード一族は先祖代々の本拠地であり現首都であるリヤドを奪われ、亡命を余儀なくされます。

 

そんな中!

大英雄が生まれるのです。

 

その人こそ政戦両略の天才、と謳われた

アヴドゥルアズィーズ・イブン・サウード

のちの初代国王です。

リアルラインハルトです笑

彼は武勇にも優れ

彼はわずかな手勢でリヤドをライバルのラシード家から奪還しています。

 

その後、アラビア半島を大部分を征服し、ついでに言えば第二次世界大戦でイギリスなどとうまく立ち回り

サウジアラビア王国を建国します。

 

その後、油田が発見され彼の一族はウハウハ状態となり莫大な財力を獲得し、

現政権の大きな権力、権威基盤の一つとなっています。

 

今時、絶対君主制は極めて珍しいです。

どうやってサウード一族は権力を維持しているのでしょうか?

それは大きく分けて三つある、と思います。

 

一つ目は油田から来る莫大な財力です。

この一部を国民に還元することで絶大な支持を集めています。

これが恐らく最大の理由でしょう。

 

二つ目はメッカとメディナを領有していることです。

これにより他のイスラム諸国にも影響力を確保し、盟主を自認できますし、更に言えば国民から尊敬の念を集めることができます。

 

最後は、アメリカを始めとする西側諸国と友好的な関係にあるところです。

 

これにより国際的なイメージも悪くありません。

 

これも大きいですね。

 

 

ここからが本題です。

この国はともかく面白い!

 

何故かと言えば

中世的な国家だからです。

未だに国王を頂点とする身分制度がありますが国王一強というわけではなく、

王権が及ぶ地域は一部であり地方では地方の有力者が実質的な政治を行っていることでも知られています。

 

もちろん、名目上は中央政府の統制が地方に行き届いていることになっており、

国内を13区画に分け勅撰された王族が知事として派遣されています。

 

更に国王は代々中央集権制を推し進めようとしていますがそのたびにやはり地方分権になってしまうほど地方の有力者の力は強いです。

何故かというと元々アラビア半島もそうですが遊牧民で部族単位だからです。

そのためサウジアラビア人はサウジアラビア本国よりも各部族に対する帰属意識が強いそうです。

そのため部族の有力者が支持を集めるのは当然ですよね。

 

前にもお話しましたが権威が強い、ということです。

 

そして、何よりお金持ちです。

 

前に非主流派の王族の資産が押収されその額が日本円に換算すれば200兆円だったというニュースがあります。

 

つまり、主流派の王族がそれ以上の資産を持っていても不思議じゃないですよね。

 

 

 

今回は以上です。

ではでは〜

権力について 考察

どうも、REAL GODです!

 

突然ですが、皆さんはなぜ天皇が偉いのだろう?と思ったことはありませんか?

 

エリザベス2世はなぜ偉いんだろう?

君主とは身分制度とは何故あるのか?

 

自分なりに答えが出たのでここに書いていこうと思います。

 

人は基本平等、大差ない

 

 

 

え?なぜって思いますよね?

人は平等?こんな世界なのに?って思いますよね。

しかしですね、人同士の差はほとんど社会的要因なのです。

お金などほぼ社会的要因です。

そもそも人に差はある観点からすれば全くありません。

なぜかと言えば例えば超能力を使える人はいませんよね?

運動神経が良い、人望がある、頭が良い、といってもその能力自体は誰にでも備わっているものです。

その優劣が違うだけで。

ではなぜ不平等な世界なのでしょうか?

その理由は私が考えるに3つあります。

 

一つ目、身分制度

これは制度上の人の区別、と言い換えることができます。

しかし、よく考えてください。

最高位の君主だろうが、ナイフで刺されれば死ぬし銃弾を避けることはできません。

奴隷と同じで簡単に死にます。

しかし、環境は全く違いますけど笑

ではなぜそうなるのか。

それは言ってしまえば生まれ、です。

これこそが権力者達の考えた最高のシステムなのです。

血統は変えられませんよね?

親は選べない。

つまり、権力者にとっては絶対に覆せない理由を得た、ということです。

なぜお前は偉い?と問われたときにどれだけ自分やその子孫が能力を伴わないとしても自分は○○の子孫だから偉い!

と言えるということです。

これが最大の理由です。

身分制度の原型は恐らくスクールカーストに似た猿にもある、群れの序列です。

それが継承、発展したのが身分制度だと考えます。

それほど大規模な階級が要らなかったのが社会を安定させるために長期的な階級を構築することが急務になりました。

それが身分制度です。

血統で継承される階級。

これにより反逆を防ぐことができ自らの子孫に世襲させることができる。

血統は変わらないので最高の理由ですね。

そして、もう一つは権威です。

この権威は主に宗教と大きく関わっています。

例えばこの自分の信仰している宗教のトップがこの王を支持する、と言ったら大抵の人はその王を支持しますよね?

つまり、そういうことです。

権威は要するに人気です。

つまり、キリスト教でもイスラム教でも天皇でも人気者、ということです。

もちろん大雑把に言えばです笑

人気の無い宗教など何の価値もありません。

人気があるから虚構の宗教が大きく影響を持つわけです。

最高権威者とは一定の地域で最も人気のあるもの、ということです。

例えばヨーロッパではイエスキリストですし、イスラム教ではアッラーフ、日本で言えば天皇です。

人は基本平等ですし、万能も全知全能も超能力も魔法も存在しません。

そのために無条件に権力を握ることは不可能です。

人は出来ることはすべて共通です。

その能力の優劣が違うだけ。

つまり、人の上に立つには納得させる理屈がいる。

それが人気だと言うわけです。

人は社会的な生き物ですから。

最高権威者から認められれば権力を握れるわけです。

それが徳川家康などの戦国三英傑ですし、彼らも天皇という最高権威者を利用しています。

二つ目、財産の多寡

これが身分制度がほぼ撤廃された現代において一番の理由ですよね。

相続というシステムがあり、これは大富豪の子に生まれれば親の大富豪の資産を一部引き継げる、というある意味階級のような制度です。

しかし、あまり一つ目に比べてこの二つ目は大した差別ではないと思います。

それはもちろん貧困なら話は別ですが、いくら大富豪でも特権はありません。

権利は平等な訳です。

つまり、国にも依りますが大富豪が犯罪を犯しても免責されない、ということです。

昔だったら貴族であれば免責されることもありますからね。

そういう意味ではるかに平等だと思います。

 

最後は健常か障害かということです。

これはどうしようもないですね。

ここで議論しません。

 

以上が私の考察です。

ではでは〜

 

シミュレーション仮説〜宇宙、現実、すべての正体は?〜

どうも、こんにちは!

REAL GODです!

今回はシミュレーション理論について雑記です。

 

 

 

シュミレーション理論とは?

 

シミュレーション理論とは簡単に言えばすべては虚構なのではないか?という理論です。

 

私はこの理論にものすごい興味がありまして、、

 

毎日考察しています。

 

詳しくはwikiをご覧ください。

 

ここからが本題!

 

シュミレーション理論は正しい、と個人的には思っています!

 

それはなぜか!

 

何故ならばそうでもなければ宇宙の謎について説明できないから、です!

 

まず、宇宙からビッグバンから生まれた、ということ

 

 

そして、生命が誕生した、ということ

 

地球が生命にとって最適すぎる環境である、ということ

 

などなど、、

 

創造主、神の実在を疑ってしまうような事実があります。

 

しかし、神が創ったと言っても無限後退論、という神を創った神は誰なのか?という話が永遠に続いてしまうのです

 

 

面白すぎます

シミュレーション仮説には無数のパターンがあります。

まあ、色々と納得できない部分も多いですがここからが私の考察です。

 

最初に結論を言います。

すべては不可知、としか言いようがない、ということです。

そもそもこの理論は証明も反証も原理的に出来ません。

それに私が疑問に思っていることがあります。

人類ごときの全能力を使ったとして例えホモデウスになったとしても恐らく真実は掴めないのではないでしょうか?

そもそも人類の知能如きで捉えられないと思います。

人類が発想したり想像できるレベルでは恐らく真実は無い。

(例えばすべてを超越する、なども人類の認識を超越する、なども人類の認識の内です。

何故なら認識の一機能である言語で記述出来ているからです。)

そもそも創造主が人類、或いはその派生という固定観念が根底にあると思います。

もしかしたら本当に魔法で創っているのかもしれない。

オリジナルの世界と我々の世界の基底部分(例えば同一律矛盾律など)が同じである確証はどこにもない。

人類とは知性構造が全く違う、或いはそれを超越している可能性だってあります。

というか私も人類なので私の考えも人類の中、ということをお忘れなく。

 

大きく分けて魔法的手法と科学的手法、自然パターンの3つがあります。

(私の分類です笑)

 

まず、一つ目

自然パターンの

無限階層論、と私が呼んでいるものです。

 

これは宇宙が階層のようになっている、という仮説です。

 

この宇宙をレベル0とするならば

上位には1.2.3...

下位には-1,-2,-3...

と無限に続く、というようなイメージです。

 

並列する同じレベルの宇宙、そして、上下位宇宙が無限にある、という理論です。

 

知性構造が違う場合や違う原理で成り立っていても同列のレベルの場合もあります。

そして、上位の宇宙は下位の宇宙すべてを内包、そして超越します。

 

そして、二つ目

この現実はオリジナルのシミュレーション

或いは

そのオリジナルのシミュレーションの中の

シミュレーション宇宙...(つまり、子孫宇宙)

という考察です。

 

これは科学的手法のシミュレーション宇宙です。

 

テクノロジーによりシミュレーションが構築できるようになった宇宙において無数にシミュレーションを創ることによりシミュレーション内で更にシミュレーションを創っていく、、というものです。

 

このパターンの場合、無限にシュミレーションがあるはずなのでオリジナルが一つだとすればオリジナルである確率は限りなく低くなってしまいます。

よく言われることですね。

 

そして、最後に魔法的手法。

これは創造主が本当に魔法のような手法ですべてを創造した場合です。

 

一神教的な思想かもしれません。

ですが、一神教のように神が一柱であるわけではありません。

例えば、神が棲まう上位宇宙において神はただ人の可能性があったりします。

無限階層論とは相性が良いです。

レベル1以上の住人がレベル0以下を創る感じですね。

 

以上が私の考察です。

ではでは〜

 

 

好きな国紹介 1

どうも、本物の神、真なるGODです。

今シリーズは私が好きな国を紹介していきたい、と思います。

 

記念すべき第1回は1897年から1910年まで現在の朝鮮半島に存在した

"大韓帝国"

について紹介したい、と思います。

 

建国までの歴史

建国までの歴史については大雑把に言うと

元々清朝の属国であった李氏朝鮮が欧米各国による開国の煽りを受け、宗主国である清朝の弱体化や日本の国力向上に伴い、日清戦争により勝利した日本が清朝に宗主権を放棄させたことで

独自の皇帝を戴く"自主独立の国"として建国された国家、です。

主要民族は韓民族(朝鮮民族)。

政体は一応は憲法があったため立憲君主制ですが、その憲法には

大韓皇帝の不可侵性や無限の君主権などが定められていたため実質的に絶対君主制になります。

旧日本と同じタイプですね

まあともあれ僅か13年間しか続かなかったこの国ですが、

常に周辺の二国に翻弄されていました。

その二国とは、、

そう、日本とロシアです。

南下政策を進めたいロシアと大陸への足掛かりが欲しい日本に絶えず翻弄されるのです。

 

 

では見ていきましょう。

 

 

冊封体制から脱却

そもそも朝鮮半島の王朝は歴代の中国王朝に大抵の場合、服属し、冊封されていました。

冊封体制とは基本的には中国王朝の皇帝を唯一絶対のものとし、中国王朝に臣下の礼(朝貢)を取ることで○○王などの皇帝より格下の称号を中国王朝より授与される、というものでした。

(皇帝より王が下なのはこの冊封体制内の話です。西洋では常にemperorよりkingが下などということはありませんし、日本の天皇冊封体制には組み込まれていないため日本の天皇が中国王朝の朝貢国の王たちより格上とするのは間違いです。)

なぜこんなことをするのか?

それは中国王朝の強大さとイデオロギーにあります。

単純に国力も周辺国を遥かに上回り、更に元々周という中国王朝時代から中華思想なる思想がありました。

中華思想とは簡単に言えば自分たちこそが世界の中心でありリーダーである。

他の国は野蛮であり我々に服属する他ない、という考え方です。

この思想をイデオロギーとし、圧倒的な国力を背景に歴代の中国王朝は世界のリーダーを自認します。

この大韓帝国の前身である李氏朝鮮は元々当時の中国王朝、明に朝貢していました。

しかし、明が弱体化した隙をつき明に服属していたはずの現在の中国東北部にいた満州族が統一され後金を名乗ります。

後金は李氏朝鮮に自らに従うよう求めますが李氏朝鮮は明に対する忠誠心が比較的高く、(建国して間もなく自分から朝貢している。)明が弱っていても後金の要求を断ります。

しかし、後金は大軍勢を以て李氏朝鮮に侵攻。

李氏朝鮮はあえなく降伏し、王が三跪九叩頭を行い臣下の礼を直接取る、という極めて侮辱的な形で後金と名目上は兄弟の関係(実質的には属国扱い)を結びます。

その後、李自成の乱で明が滅ぶとその混乱に乗じて李自成の建国した順王朝を滅ぼし、後金が中国の統一王朝となり、国号を清、と改めました。

とは言えここで疑問ですよね?

清は満州族、つまり中国の主要民族、漢民族ではありません。明に服属していた一地方の異民族に過ぎなかったはずです。

いきなり異民族に支配される、と言われても普通に反抗しますよね?

しかし、これにもちゃんと理由があります。

李自成を利用したのです。

李自成に敢えて明を滅ぼさせ、その明に仇名した逆賊を滅ぼした、という大義名分を以て清は漢民族を支持を集めます。

これは極めて重要でありこれにより、スムーズに広大な中国大陸を支配することができました。

話を戻しますが清に無理矢理服属された訳です。

力関係から。

そして時は流れ世界最大最強と謳われた清朝も衰退の一途を辿ってきました。

清が弱体化し、欧米各国にならまだしも当時、極東の新興国であったはずの日本に敗北し、ついに朝鮮半島に対する宗主権を放棄することになります。

そして、遂に!

"自主独立の国"として念願であった皇帝を戴く国家となったのです。

 

大韓帝国の終焉

しかし、その実態は自主独立とは程遠いものでした。

1904年の日露戦争での日本の勝利により朝鮮半島からロシアの影響力が排除されその2年後には韓国統監府が置かれるなど次第に日本の保護国化していき、最終的には1910年の日韓併合により大韓帝国は消滅します。

僅か13年の歴史でした。

 

 

私について

どうも、こんにちは。

真なるGODです。

名前の由来は私がなりたいものです。

私は「万物、万象はおろか人の想像できないものを含めたすべてを超越した唯一絶対のトップ(仮にこれを上回る定義があればそれを自動的に常に超越するものとする。)」

になりたいのと、

嫌なことを全くせずに好きなことを好きなだけやりたい放題したい、という

目標があります。